山水電気



音響機器メーカー、山水電気。で、東証1部上場企業なのに社員が10人以下の会社。へんてこりんだ。 いわゆる一般的な想像やイメージでいくと社員が何千人もいて、でっかいビルでなんて思ったりする。 だが違う、東証1部なのに社員が10名以下。そこが山水の魅力だろう。歴史を紐解いてみると 創設者の菊池幸作社長が「山のごとき不動の理念と水の如き潜在の力」であるして1947年に作っている。 すこし武田信玄が入っているね。かつて音響機器メーカー名門企業だったようだ。 ステレオアンプ技術は高く評価されてその昔はケンウッドやパイオニアとオーディオの御三家と呼ばれていたそうな。
  • オーディオブームの終焉
  • バブル崩壊
  • デジタル化についていけず・・・
どうなったかというと製造拠点をもっていない会社になった。 つまり自社ではもたず海外の工場に協力してもらって作っている会社なのだ。 東南アジアや中国ではSANSUIというブランドはよく知られているらしい。 かつての名門ブランド、あたらしい事業が起こるとはとうてい思えないが 郷愁をさそう銘柄であり味わい深い1品と言える。 ちなみに株価の動きは爆発力は感じられないもののまさに1円抜きに適している銘柄。 購入できる株単位は1,000株から。腐っても東証1部銘柄な点からも諸行無常が感じられる 銘柄である。



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